結局土曜日に、ふうたは告白出来なかった様です・・・
ブラバンの女の子を早く紹介してもらいたいんですが(^^ゞ
こんばんわ、モリヒデです。
―――――――――8月1日(火)―――――――――
もう、ふうたの口から出る話題は、「緑川の笑顔がかわいい」とか、「同じアーチストが好きだった」とか、緑川の話題ばっかり・・・
ったく、「このエロアスリートめが~!」って、桜塚やっくんみたいな、突っ込みを入れたくなりますわ。
昨日、図書館で名前が判明した、ヤマトナデシコですが、今日もう一度行ってカメラに収めて来ました。
そしたら、またもやヒグラシとばったり(^^ゞ
「ようヒグラシ~、お前も写真撮りに来たの?」
「まっ、まぁね・・・」
相変わらず、愛想のない返事だ(--〆)
ったく、もう少し愛想良くしてくれたら、少しは可愛げも有るんだけどね。
二人無言でシャッターを押すのも、変だから一応は何か話しないとな・・・
「あのさぁ、結局ふうたの奴、緑川に告白しなかったんだってなぁ。何だったんだろうな、俺の努力は・・・」
「それは、こっちのセリフよ。朝からドタバタして、疲れたわよ。あっ、そうだ、芦川土曜日の事何か言ってた?」
土曜日?いや、何も聞いてないぞ?
「何々?土曜日なんか有るの?」「朝ちゃんのお姉さんの車で、海に行くんだけど、お姉さんが芦川も連れて来いって言ってんのよ。」
いや、あのエロアスリートの事だから、そんなオイシイ話なら絶対にしゃべっているはずだ・・・緑川に緑川のお姉さんの水着姿・・・気になるなぁ・・・・・あっ、ヒグラシお前はどうでも良いけどな。
「海水浴かぁ・・・ふうた、何も言ってなかったけどなぁ・・・」
「じゃあ、やっぱり朝ちゃん、まだ話して無いんだ・・・」
「緑川が、そんな話持ちかけるかなぁ?普通・・・」
「あっ、やっぱりモリヒデもそう思う? 取りあえず、二人が出会う事が無いのよね。芦川も部活が忙しいみたいだし。」
「ヒグラシがふうたに話すりゃいいじゃん。」
「え~、やだよそんなの。あんたから、芦川に言ってよ。」
相変わらず、世話の焼ける二人だな。
「んじゃあ、土曜の朝海パンもって、ふうたを松舞駅まで行かせるから、後は何とかしろよ。」
「あんたも、駅まで来てよ。芦川を車に乗せなきゃいけないんだからね。」
あ~、もうどこまでも世話の焼ける二人だ~(-_-メ)
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