松舞ラブストーリー

山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね

2006年08月

あ~ぁ・・・今日で夏休みもあと10日程になっちゃいました。
みなさん、おはようございます。
―――――――――8月20日(日)―――――――――
この一ヶ月間、例年と違った夏休みを送りました。
「あ~、もう夏休み1か月過ぎたんだな~・・・何か、ドタバタしてあっという間だったよな、ふうた!」
「そうだな、何たって俺には朝ちゃんが、お前には金田って、彼女が出来たんだもんな、モリヒデ」
「いや・・・だから俺とヒグラシは何も関係ないって(^^ゞ」
「あれ~、森山君そんな事言っちゃって良いのかな~。ほら、かなかなが睨んでるよ(笑)」
「緑川まで、何言ってんだよ~(^^ゞ  あれは、雰囲気に流されて・・・」
「おい、モリヒデ、何だよ『あれ』って? あ~やっぱり朝ちゃん、何か隠してるな~」
「ちょっと~、朝ちゃん、変な事言わないでよ~。私とモリヒデは何にも無いんだから~」
「ふ~ん、何も無かったね(笑) 嬉しそうにメール送ってきたのは、誰だったけ~(笑)」
「え~、ヒグラシお前・・・緑川にキスの事、教えちゃったの~(>_<)」
「えっ?キス\(◎o◎)/! モリヒデ、お前金田とキスしちゃったの~」
「うっ・・・やばっ・・・。す・・する訳ないじゃん、ヒグラシと・・・考えてみろよふうた、あのヒグラシとだぞ・・・あの・・・」
「『あの』で、悪かったわねモリヒデ。そうよ、私とあんたが、キスなんかする訳ないわよね。」
「まぁまぁ、かなかなも森山君も落ち着いて♪ 今更誤魔化してもしょうがないんだからね♪」
う~ん、一生懸命誤魔化している二人って可愛いですね♪
そう言えば、昨日私もふうた君のほっぺにキスしたけど、ふうた君気が付いてないよね(^^ゞ


「まぁ、モリヒデ痴話喧嘩は後にして(笑)、取りあえずホームに行かないと、列車に乗り遅れるぜ・・・」
そうなんです、今日は、私と、モリヒデ、朝ちゃん、芦川の4人で松ケ浜に行くんです。
もう、海水浴って時期じゃないから、ただ単に遊びに行くんですけどね。モリヒデと芦川は、釣竿まで持っっちゃってます(笑)
「朝ちゃん、今日のお弁当のメニューは?♪」
「もう~、ふうた君ったら、今からお昼ご飯の事考えてる~。内緒よ内緒・・・ねぇ、かなかな♪」
「うん、芦川の大嫌いなトマトづくしかもよ(笑)」
「えっ?マジ・・・(^^ゞ でも、朝ちゃんが作ってくれたんだから、全部食べるよ。」



う~ん、ふうたの奴、完全にベタ惚れ状態だ・・・。俺もヒグラシに対してあんな感じになるのかな~
いや、俺は絶対にならないぞ・・・ってか、その前にまだ好きとか嫌いとかって、話してないしなぁ・・・
う~ん、ふうたにあれだけ言って聞かせて、告白させたんだが今にしてみたら、ふうたの気持ちも何か分かるよな(笑)


松ケ浜駅で降りて、いつもの街並みを眺めながら、海岸へ降りていきます。
そう言えば、この前来た時はこの道で、初めてモリヒデの腕を握ったんでした(^^ゞ
う~ん、あの頃はモリヒデとこんな仲になるなんて、想像もしてませんでしたわ。
あっ、でもでも本当にモリヒデとは、何かの間違いでキスしちゃっただけでして・・・(^^ゞ
「こらぁ~ヒグラシ~、モタモタしてると置いて行くぞ~(笑)」
「こら~、モリヒデ~、こっちは多荷物なんだから少しは手伝えよ~(-_-メ)」・・・いつの間にか、『ヒグラシ』って、呼ばれるのが嬉しくなっちゃってます(^^ゞ


あ~、今日も暑いですわ、日焼け止め塗ってきておいて正解でした。
ふうた君と森山君が、釣りしている間私とかなかなは、ずっとおしゃべりしてました。
「それで、かなかな~、実際森山君とはどうなのよ? 結構お似合いだと思うけどな~」
「だから~(T_T)、ほんと雰囲気でキスして抱き合っちゃっただけだって~」
「え~\(◎o◎)/! 抱き合っちゃたの~。キャ~かなかなったら、大胆~♪ それで、それで~その後は、どうしたの~?」
「ちょっと、朝ちゃん~オバサンしちゃってるよ(笑) それだけだって~それ以上の事何もしてないって~」
それ以上の事って・・・キャ~キャ~キャ~♪私たちなんかまだまともにキスもしてないのに~
う~ん、ふうた君何もしてくれないんですよね・・・まぁ手位は繋いでくれるけど・・・
そろそろ、キスぐらい・・・あれれ、私何考えてるんでしょう(^^ゞ
「ちょっと、朝ちゃん・・・顔真っ赤だけど大丈夫?」
えっえっ~・・・
「ふうた君、何か釣れたかな~? ねぇ、かなかな見に行ってみない?」


「お~い、モリヒデ~何か釣れてる~?」
「おう、ヒグラシ、小さな鯵が結構釣れてるぞ~ これ、南蛮漬けにすると美味しいんだよな。」
ちょっと、ヒグラシが台所に立つ姿を想像してしまった・・・あいつの手料理、また食べたいな。
以外にあいつ料理上手かったんですよ♪
「あ~本当だ~。いっぱい小さいのが入ってる♪」
「お前も釣って見る? バカでも釣れるから・・・」
「はいはい、どうせ私はバカですから・・・」
うっ・・・また口が滑ってしまった(>_<)
「ほ・・・ほら、こうやって竿を少し上下させてると・・・」
う~ん、さりげなくヒグラシの手を握ってしまった(*^^)v
「あっ、何か竿が動いてる~」
「まだまだ・・・もう少し待つと・・・・そろそろ上げてみろよ。」
「うわ~すごい3匹も釣れた~。確かに簡単ね~これならモリヒデにも釣れる訳だ(笑)」
「何だよ~ヒグラシ(-_-メ) ほら、ボ~ッとせずに、こうやって針を外してっと・・・」
「あ~バケツの中で、元気に泳いでる~♪。なんか、食べるのかわいそうね・・・」
「あぁ・・・でも、マジで美味しいんだって。なぁ、今度作り方教えるから、作ってくれよヒグラシ」
うわ~っ、俺ってまた何て事言ってんだぁ(^^ゞ
「う~ん、魚捌くの苦手だからなぁ~・・・モリヒデ一緒に作ろ♪」
えっ?マジっすか・・・う~ん(*^^)v


「作ってくれ」なんて・・・なんかプロポーズされた気分です(^^ゞ
でも、あいつの為に料理するのって意外と気分良かったです。
朝ちゃんが、嬉しそうに芦川のお弁当作る気分も分かるわぁ。
いつか、私もモリヒデのお弁当作るのかな~?
う~ん、無理無理無理~ なんで、モリヒデの弁当を私が作んなきゃいけないのよ(>_<)
でもでもでも、ちょっぴり作ってみたい気もするなぁ(^^ゞ


お~結局何だかんだ言って、モリヒデと金田仲良くやってますねぇ(笑)
まぁ、お互い素直じゃないんだから・・・
しかし・・・キスかぁ(^^ゞ 何か少し悔しいなぁ・・・
あ~俺もキスしてみたい・・・って、欲求不満じゃないですからね俺(^^ゞ
でもでも、キッカケがなぁ・・・
よし、何とか文化祭までに・・・ん?何で文化祭なんだ(^^ゞ
そうだよ~、文化祭までじゃなくて夏休み中にキスするぞ~(*^_^*)
「あっ、そうだ、ふうた君。宿題片付いた?」
あっ・・・そんな問題が有りました(^^ゞ
「お~い、モリヒデ~お前夏休みの宿題、終わった~?」
「え~、そんな物まだプリントに眼すら通してないよ~」
良かった~仲間が居たぁ~(^^)v


「ちょっと~モリヒデ~まだ宿題全然やってないの~。信じなれない~。あと10日程だよ、夏休み。釣りなんかしてる場合じゃないんじゃない?」
「ふうた君も、人の心配するより自分の心配したら? まだ数学半分残ってるし、古文と英語まだなんでしょ!」
とほと・・・ふうたよ・・・残り10日の夏休み、何か例年と違った夏休みにマジでなりそうだな・・・
あ~、楽しかった夏休みも今日までかぁ~。
よ~し、今日はとにかくヒグラシと、ふうたと緑川と楽しみぞ~♪


くりむぞんより・・・
今、なんか夏休みの宿題終わった気分です。
実際には、明日から9月です。
夏休みが始まってからちょうど1ヶ月の8月20日・・・今日が最後の松舞ラブストーリーです。
今迄、私の駄文にお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m


追伸・・・
結局この後、モリヒデはヒグラシの愛の鞭のお陰で、無事宿題終わる事出来ました。
ふうたも、学校の主題は無事終わった様ですが、毎日図書館通いで、朝ちゃんとキスすると言う様なロマンチックな場面はなく、こっちの宿題は完了しなったそうです(笑)


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夏休みも明日で1か月経ちます・・・
そろそろ、毎年恒例夏休みの宿題に頭を悩ませる季節がやって来ました・・・
グッドモーニングです皆さん、ふうたです。
―――――――――8月19日(土)―――――――――
毎年、この時期になると、モリヒデと宿題写させてくれる奴を探して大騒ぎするんですよね(^^ゞ
モリヒデと言えば・・・この間の水曜日の朝、親戚の家から帰って来て、直ぐお土産のスイカ持って金田の家行ったら、なんとモリヒデがそこに居るじゃないですか?しかもちゃっかり朝ごはん食べてるし・・・
「よぉ♪ふうた」・・・・・よぉじゃねぇよ、モリヒデ~、お前何やってんだよ~(^^ゞ
本人達曰く、「事情が有って、203号室に泊まった」って、言ってますが何か妖しい臭いがプンプンしてきます(笑)
まぁ、モリヒデの事は後日じ~っくりと、追求します(笑)


今日は朝から、朝ちゃんと町立図書館でデート・・・いや、夏休みの宿題しています。
正確には、宿題してるのは・・・もっと正確には宿題させられてるのは、俺の方で、朝ちゃんはとっくに終わっていて、余裕で小説読んでます(^^ゞ
「あれ・・・?。あ・・朝ちゃん、この方程式ってどう解くんだっけ?」
「えっ、どれどれぇ?・・・・・ちょっとふうた君これって、中学生の時に習った方程式だよ~・・・」
スイマセン・・・・・数学苦手なんです(^^ゞ
「ここはね、Yをこっちに移行して・・・」
はぁ~、近くで見ると余計に朝ちゃんって可愛いですわぁ・・・
「それで・・・このX+3を、()でくくって・・・ねぇ、ふうた君聞いてる!」
あっ、スイマセン(^^ゞ つい、見とれちゃいました・・・
「え~っと、Yを移行して、X+3を()でくくって・・・と・・・」


ブルブルブル  ブルブルブル
「あっ、かなかなから、メールだ・・・ふうた君、後は自分で考えてね♪  はいはい、何かな?かなかな・・・ポチっと♪」
う~ん、宿題終わった人は、余裕で良いですね(^^ゞ
金田かぁ~・・・そう言えばモリヒデの奴は、宿題どうしたんだろうな? 案外、金田と二人で仲良く宿題してたりして・・・♪
しかし、この間の朝の一件気になるなぁ~。あれじゃあ、同棲か新婚夫婦みたいじゃんか・・・
でも、朝早くに金田の家に居たって事は・・・時間的に始発が松舞に着く前だったから・・・まさかお泊り?
203号室じゃなくて、金田んちに泊まったんじゃないか~?でも、それならおばさんや健太が居るからなァ・・・。
う~ん、謎だ~。


「お待たせ、ふうた君終わった・・・って、何ぼ~っとしてんの~?」
「あっ、わりいわりい(^^ゞ  いや、モリヒデと金田の方、少しは親しくなったかな~って・・・」
「えっ・・・(^^ゞ  う~ん・・・ぼちぼちじゃない?(^^ゞ」
あれ?朝ちゃん何か焦ってません? う~ん益々持って怪しい~
「朝ちゃん、何か知ってんの?」
「ちょっと羨ましいかな~って・・・えっ・・・・・何も知らないってば~。ほらそれより数学数学ぅ~」
あっ、やっぱり何か隠してる~(=_=)
「何か隠してるな~、教えてくんないと宿題やんないぞ~(笑)」
「良いよ別に・・・後で困るのはふうた君なんだから(笑)」
うっ・・・そうでした・・・(>_<)
「あっ・・・もうお昼だぁ~・・・ねぇふうた君お腹すかない?」
そう言えば・・・お腹がグゥグゥ鳴り始めてます(^^ゞ
「今日はね~、カツサンド作って来たんだ~♪」
そうなんです、毎回ちゃんと朝ちゃんはお弁当作って来てくれるんですよ♪
「お~、楽しみ~。んじゃあ、コーラ買って松舞公園でも行く?」
「あ~それいいねぇ♪ あそこの公園の芝生って気持ち良いんだよね」


町立図書館の裏手に松前公園は有ります。
途中自販機でコーラ買って、芝生広場の木陰が有る所に座ってお弁当広げます。
「もふっ・・・う~ん美味しいよ、このカツサンド♪」
「ホント~?良かった~。」
いや~、幸せです・・・
お盆過ぎたから、木陰は涼しく、木々を抜ける風も心地いいです。
俺は、ゴロンと横になって、空を見上げる・・・「気持ち良いね・・・朝ちゃん・・・」
「んっ・・・ホント、何かこうしているだけで、幸せ感じちゃう♪」
向こうでは、小さな男の子がお父さんとお母さんと追いかけっこしてます。
あ~、なんか本当幸せって感じですね・・・・・
「可愛いね、あの男の子・・・お父さんもお母さんも楽しそう~。いいなぁ、あんな家族・・・うちって、自営業だからあんまり親と遊んだ記憶が無いんだよね。いっつも、お兄ちゃんかお姉ちゃんと遊んでた・・・。あ~転んじゃった(^^ゞ あ~ぁあんなに泣いちゃって♪・・・お母さんに泣き着いちゃって~・・・う~ん可愛い~・・・いいなぁ、私もあんな男の子欲しいなぁ・・・あれっ(^^ゞ 何言ってんだ私・・・(^^ゞ」
「聞こえた?ふうた君?・・・あっ、寝ちゃってるよ(-_-メ) まあ、いっか・・・お休みふうた君♪・・・・・」
あれ?なんか今ほっぺたに温かくて柔らかい物が・・・まぁ・・・気のせいだな・・・ZZzzz・・・・


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もう一昨日の事になるんですね(^^ゞ。
今でも、信じられませんわ
あっ、こんにちわ、かなかなです。
―――――――――8月18日(金)―――――――――
実は、一昨日の精霊流しの時、カバンにこの前かった線香花火忍ばせてたんですよ。
買ったからには、勿体ないでしょ♪
そうしたら、なんか健太や雄一叔父さん、明美叔母さん達が現れて・・・モリヒデと、家で花火をする事に・・・


花火って本当きれい♪
一瞬で燃え尽きちゃうけど、人生を全うしたって感じ・・・
「それ~、手持ち4連発~」「あ~、お兄ちゃんずるい~、僕もやる~」
はぁ~、男共はこれだから・・・風情って物が(>_<)
今夜はふうた君、親戚の家に行っちゃってて、私とモリヒデと健太と太一の4人で花火大会です。
「よし、これ、ラスト~」あ~ぁ、モリヒデの奴、健太達よりはしゃいじゃってる~(笑)
本当、子供なんだから♪


健太と太一は、一緒に寝るっておじいちゃんの家に帰って行っちゃいました・・・
「あ~ぁ、健太の奴、こんなに散らかしちゃって・・・」
「俺、バケツに水組んで来るな・・・」
♪まぁ、予想してなった事ですが、モリヒデとこうやって過ごせるだけラッキー・・・っちょっと待った~私、何考えてんでしょう・・・あの、最悪男子モリヒデと、一緒に過ごすだなんて・・・絶対、考えたくない・・・考えただけで・・・
「こら、何ボ~ッとしてんだ、ヒグラシ・・・片付けしろよな・・・」
「うっさいなぁ~、ちゃんとやってるでしょ!」
「一応、合宿の時の約束果せたかな?これで・・・まぁ、二人っきりじゃなかったけどな・・・」
あっ、約束・・・・・二人っきりの花火大会・・・
「ふふ~ん、最後に特別サービスあるよ、モリヒデ・・・」
家に帰ってカバンを持ち出した。
「ほら、線香花火・・・高かったんだから(笑)」
「おっ、良いねぇ~線香花火。花火大会のエンディングには欠かせないよな(笑)」
一本づつ、手にとってろうそくにかざす・・・一瞬おいてパチパチって火花が散る・・・
「きれい~」「お前、揺らすとすぐ落ちちゃうぞ(笑)」
「ヒグラシ・・・いいねぇその構図・・・一枚頂き~♪」シャッターを切るモリヒデ・・・こらっ、私撮られるのは苦手なんだから(>_<)
そして、ついにラスト一本・・・「ヒグラシ、お前やれよラスト・・・」「あんたの為に買ったんだよ、モリヒデやったら・・・」
モリヒデクスって笑って、「じゃあ、遠慮なく♪」って言いながら、私の手を握って「最後は一緒にな・・・」
なっ何が「なっ・・・」なのよ~(^^ゞ でもまぁ・・・良いかなこんな花火大会も・・・


ひと際大きな火花が咲いて・・・ポトって落ちた・・・・
「終わっちゃったね、モリヒデ」・・・・・ふたりで、いつまでも火玉の落ちた線香花火を見つめてた・・・
「終わっちゃったなヒグラシ・・・また、来年もこうやって二人で線香花火やろうな・・・」
えっ?あんたと?最悪男子モリヒデと?
・・・でも「うん」って言う私が居た。



「そろそろ、帰らなきゃな・・・」
「そうね・・・ゴメンね今夜は、健太のワガママに付き合わせて・・・」
「いや、良いよ。結果的にヒグラシと・・・何でもない・・・(^^ゞ」
うん、何となく分かったから、聞き返さないよ♪
「雄一おじさ~ん。あれっ?お客さん???」
明美叔母さんが、玄関に出て来て・・・
「ゴメン、森山君・・・急に自治会の人達がなおらいやるって言い出して・・・飲んじゃったのよ・・・」
えっえっ?じゃあ・・・モリヒデはどうなんの?
「佳奈ちゃん、ちょっと手伝って・・・」
叔母さんに言わるまま、玄関脇の部屋に入ると・・・布団が一組・・・???
「はいこれ、203号室の鍵、あそこ空いてるから、森山君そこに寝てもらって。」
そうなんです、うちのアパートっておじいちゃんが大家さんなんです・・・
って、説明している場合じゃないわよ。そんな~叔母さん手を合わせて拝まれても~(T_T)
とりあえず、布団を玄関まで運び出す・・・
「?、ヒグラシ何?この布団・・・」
「森山君、ごめんね~。今夜はうちのアパート泊まって行ってくれる・・・明日、おうちには断りの電話入れておくから・・・」
「はぁ・・・はぁ~」う~ん、モリヒデもイマイチ状況が呑み込めていないみたい・・・
「ほら、モリヒデ・・・敷布団持って・・・こっち付いて来てよ・・・」
ったく、なんでこんな展開になるんでしょう。(T_T)


階段を上って、203号室のカギを開ける・・・
ドアを開けると、真っ暗で窓越しに街灯の明りが、差し込んでいる。
家具なんて置いてないから、ガラ~ンとして、寂しい風景です。でも、なんか新鮮な感じもする。
「お・・・重い~」って、モリヒデが布団毎倒れ込む。
何となく釣られて私も掛け布団毎倒れ込んでみる。
横にはモリヒデの顔が有って・・・思わずキュンっとしちゃいました。
「・・・・・・モリヒデ」
「えっ・・・何?ヒグ・・ラ・・シ・・・」
薄暗い部屋の中、モリヒデの顔が・・・モリヒデの目が私を見つめてる。
これって、あのコテージの時とおんなじ感じ。
家具も電灯も無い新居?・・・おしゃべりしながら、私がコップを洗いモリヒデがコップを拭く・・・あの時とおんなじ幸せな感じです。
?なんかモリヒデの顔が近づいて来る・・・えっえっ・・・どうすればいいの?こんな時どうすればいいの??
どうしていいか分からず、目をつむった私の唇に何か触れる感触が有って・・・
これが・・・キスって奴?こんな感触?・・・
でも、なんか温かいですね・・・心の中がドキドキしてるけど、何か温かな物が心の中にす~っと入り込んで来て・・・
なんか、ポロポロ涙が出て来ちゃいました・・・
「ごめん、ヒグラシ・・・」
「違うのモリヒデ・・・違うの・・・。なんか嬉しくって私・・・」
ギュって抱きしめてくれた、モリヒデ・・・・・
今、やっとモリヒデの事、好きって言える気がした。でも、言えなくって・・・
モリヒデの背中にまわした手に力を込める事しか出来なかった・・・


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なんだか、いつの間にかヒグラシの事が気になって気になって・・・何なんですかねぇ、これって?
そんな時に、すごい事件が起きました(^^ゞ
おはようございます、モリヒデです。
―――――――――8月17日(木)―――――――――
昨日は、午前中松舞川で、ふうたやヒグラシの弟達と、釣りしてました。
お昼は、ヒグラシ手作りの素麺食べて、午後もふうたやヒグラシの弟達と、山で昆虫採集とかしちゃいました(^^ゞ
ふうたには、内緒ですから夕方一度ふうたの家を出て、サンモールで適当に時間潰して、ヒグラシとの待ち合わせ時間の7時になるのを待ってました。


「おまたせ~モリヒデ」
待ち合わせの、駅の前に立っていると後ろから、ヒグラシの声が・・・
「よぉ、意外と早かったな、ヒグラシ」・・・実は30分くらい前から俺、駅の前で待って居たんですけどね(^^ゞ
「そうよ、必死に頑張って来たんだから♪」
「お前、レンズ何持って来た?」
「え~っとねぇ」・・・不思議です、カメラの話なら部活の女の子と何時もしてるから、慣れているはずなんですが、なんかヒグラシと話していると、写真部の女の子達と喋っている時と違った、楽しさ感じます。


松舞川には、もう沢山の提灯が浮かんでいました。
「うわぁ~、きれい~・・・て、私毎年おじいちゃん達と提灯流しに来ているんだけどね(笑)」
確かに、暗い川面に浮かぶ赤や青、黄色の提灯は、文句なくキレイです♪。
橋の上から二人並んで、ボ~ッと静かに流れて行く提灯を無言で眺めてました。
「・・・・・ちょっと、モリヒデうちら写真撮りに来たんじゃない、こうやってボ~ッとしてても意味ないんじゃない?」
「そっ・・・それもそうだよな、ほら、お前がボ~ッとしてるからこっちまで釣られちゃったんじゃないか~」
本当は、こうしてヒグラシと過ごすのも悪くないなって思ってたんだけどね(^^ゞ
「何よ、私はあんたに合わせていただけなんだからね~(=_=)」
はいはい、ったく相変わらずなんだから、ヒグラシの奴は♪


橋の袂から、河川敷に入って、河原へ降りて行く。
「ここからなら、アップで撮れるね、モリヒデ」
「あぁ、でも三脚忘れたのは、痛かったなぁ~。朝、急いで出たからなぁ~、お前の携帯も家の番号も知らないし、第一うちの家は圏外だし・・・」
「私も、焦ったわよ、行くって事は決めたけど、場所とか時間とか全然決めてなかったから・・・ねぇ、アドレス交換しよ、モリヒデ♪」
「そうだな、なんか必要になる時来るかもしれないからなぁ・・・赤外線通信ってどうやるんだっけなぁ?空メールの方が楽かな~?」
「そうね~・・・」


『あっ、もりひでだあ~。お姉ちゃんも居るよ~』
びっくりして振り返ると、そこにはヒグラシの弟健太が・・・
「ちょっと、あんた家で大人しくしてろって、言ったじゃない。」
「だって、おじいちゃんが綿菓子買ってくれるって言うから~」
う~ん、どこも兄弟喧嘩は一緒だな~・・・・・まてよ、おじいちゃん?えっ、後ろに居るのヒグラシのおじいさん?それに他にも・・・(^^ゞ
「へぇ~、佳奈ちゃんデート?」「えっ?佳奈ちゃんの彼氏?」
「ちょちょっと、叔父さん叔母さん。こいつはそんなんじゃあ・・・」
え~っ、いきなり親戚縁者ですか・・・ちょっと照れるなぁ・・・って照れてる場合じゃない(^^ゞ 挨拶位市とかなきゃなぁ・・・
「こ・・・こんばんわ・・・」
「ねぇねぇ、もりひで~。花火買ってもらったんだ~一緒に家でやろうよ~」
「佳奈ちゃん、彼、名前なんて言うの?・・・そうか、森山君かぁ・・・。今日は子供達がお世話になったみたいですね、ありがとうね。もし良かったら、一緒に花火してやってもらえる?」
「でも、モリヒデ大森まで帰らなきゃいけないから、列車の時間が・・・」
「あぁ、それなら後で車で送るから大丈夫だぞ。なっ、佳奈ちゃんも彼氏と一緒に花火したいだろ?」
「いや、叔父さん・・・だから彼氏じゃあ・・・(^^ゞ」
「わ~い、花火だぁ花火だぁ~」
「こら、健太、勝手に決めるんじゃない~(^^ゞ」
う~ん・・・弱ったなぁ・・・まぁいっかぁ~
「よ~し、健太~。花火するぞ~」
「わ~い、もりひで~やった~♪」
「ちょっと、モリヒデ大丈夫?」
まぁ、大丈夫じゃない気もするけど、たまにはね・・・羽目を外さないとね・・・親に言わせれば毎日羽目を外しているって言われますが・・・
でも、まぁ・・・ヒグラシとその分長くいられるのなら、それもいいかな~♪


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みなさん、お祭楽しかったですよ。
まぁ、ちょっと思ってもいない展開でしたが(^^ゞ
おはようございます、かなかなです。
―――――――――8月16日(水)―――――――――
今日は朝からドタバタしてました。昨日、モリヒデと約束したまでは良かったんですが・・・
「う~ん、精霊流しかぁ~。うちのおじいちゃんとかも来るよな~(^^ゞ。沢田先輩達に遭遇するより、やばい事だよなァ~(^^ゞ。しかしなんかもっと大切な事忘れている様な・・・(^^ゞ。」
朝から、なんか私舞い上がってますね(^^ゞ


「ちょっと~、佳奈~」あっお母さん呼んでます。
「あんた、今夜も出掛ける? 今夜、お母さん遅くなりそうだから、健太の夕ご飯お願いしたいんだけど。」
「え~っ、今夜~。今夜、精霊流し見に行くんだけどぉ」
「あら、毎年あんなに嫌がるのに、今年はどうしたの? はは~ん、昨日あんたを送ってきた男の子でしょう?」
えっ(@_@;)  何で知ってんの? えっえっ(+_+。)(。+_+)
「確か?森山君だっけ?」
名前までばれてる~ Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
「あっ、当たりみたいね(笑) 聞いてるわよ芦川君のお母さんから(笑)」
しまった・・・とんだスパイが近くに居ましたわ・・・
「いや、あの・・・モリヒデとは別に・・・そんな関係じゃ・・・ただ単に写真を・・・」
「はいはい、あんまり色気の無いあんたが、最近妙にヘアスタイルとか気にしてるから、案外とは思っていたけどね(笑) あまり、遅くならないように帰りなさいよ。それと、くれぐれも間違いだけは起こさないでね」
えっ・・・お母さん・・・間違いって・・・お母さんの方が、何か間違っていますよ・・・(^^ゞ
「でも、精霊流しなら行くのは夜でしょ?何時に待ち合わせなの?その前に健太にご飯作っておいてね。あ~もうこんな時間、じゃあお母さん、仕事に行くから、後お願いね~」


・・・・・何時って・・・・何時って・・・・何時なんでしょう(^^ゞ
そうだ、集まる時間決めてませんでした・・・場所も~
とりあえず、電話で確認しなきゃ・・・・・
あ~っ、連絡網の紙がどこか行っちゃてる~(^^ゞ
そうだ、ふうたに聞けば・・・
いや、聞けないよな~。朝ちゃんの頼むわけにもいかないし・・・(^^ゞ
どうしよう、どうしよう(+_+。)(。+_+)


ガチャ・・・
「お母さん~お母さ~ん・・・あれ?お姉ちゃん、お母さんは?」
あ~、うるさいなぁ健太今それどころじゃないんだけど・・・
「お母さんなら、もう仕事出かけたわよ」
「あのね、ふうたがね・・・一緒にフナ釣りに行こうって・・・釣りざお、どこにしまったっけ?」
「あんたねぇ~、何回言えばわかるの! 『ふうた』じゃなくて『ふうたお兄さん』でしょ。あっ、こら、ちゃんと帽子被って~」
帽子を持って健太の後を追いかけて外に出ると・・・


「あっ・・・」
「おぅ・・・ヒグラシ・・・おっ・・・おはよう~」
モリヒデだぁ~。
「お・・・おはよう。モリヒデ」
「ぼ・・・帽子渡しておくよ。・・・あのさ、昨日時間言うの忘れちゃってて・・・・・釣りをダシにもう来ちゃった(^^ゞ」
「うん、私も今そう思って焦ってた(笑)」


「モリヒデ~行くぞ~」「もりひで~いくぞ~」
こら、健太~(>_<)
「ゴメンね、モリヒデ・・・お昼には、一度戻るんでしょ?」
「えっ、そのつもりだけど?」
「じゃあ、みんなでソーメン食べよ♪ お中元でいっぱい貰ったから。」
「お前が作んの?・・・大丈夫かぁ?」
「あんたねぇ・・・生で食べさせるよ(笑)」


「もりひで~」「もりひで~」あらら、甥っ子の太一まで(>_<)
「んじゃあ、美味しいソーメン期待してるぞ、ヒグラシ・・・」
『おう今行く~』って、階段降りるモリヒデを見送りながら・・・なんか嬉しくなっちゃいました。


「さ~ぁて、では、ソーメンの準備開始~」・・・・・いや、その前に部屋の掃除が先かな♪



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